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2025年12月17日 空き家

郵便物が溢れていると危険! 空き家のポスト管理と転送手続きの重要性

空き家の前を通った時、ポストにチラシや手紙がぎっしり詰まって溢れかえっているのを見たことはありませんか? あれは、泥棒や不審者に対して「この家には誰も住んでいません! 今なら入り放題です!」と大声で宣伝しているようなものです。 ポストの管理は、単なる美観の問題ではなく、防犯上の最重要課題です。 今回は、意外と面倒な郵便物の転送・停止手続きと、ポスト溢れが招く恐ろしい「マーキング」の手口について解説します。

郵便局の「転送届」は1年で切れる

郵便局には、旧住所宛の郵便物を新住所へ転送してくれるサービス(転居・転送サービス)があります。 これを提出しておけば安心…と思いきや、有効期限は「届出日から1年間」です。

更新手続きを忘れると、1年後から再び空き家のポストに郵便物が投函されるようになります。 重要な役所からの通知や、固定資産税の納付書などが空き家に届いてしまい、滞納に気づかないというトラブルも多発しています。 必ずスマホのカレンダーに登録するなどして、毎年の更新手続きを忘れないようにしましょう。

チラシ・DMを止める方法

転送届を出しても、郵便物以外の「ポスティングチラシ(ピザ屋、不動産、不用品回収など)」や「メール便(ヤマト、佐川など)」は止まりません。これらがポストを埋め尽くす主犯です。

【対策①:ポストの投函口を塞ぐ】 ガムテープや板で物理的に塞ぎ、「投函禁止」「管理物件」と書いた張り紙をします。 ※ただし、これだと本当に重要な書類や回覧板なども入らなくなるため、近隣との関係性などを考慮する必要があります。

【対策②:業者に連絡して止める】 前の住人が通販などを利用していた場合、カタログやDMが届き続けます。 面倒ですが、届いたDMの発送元(通販会社など)に一つひとつ電話をして、「住人が転居したので送付を停止してください」と連絡する必要があります。メール便には転送サービスがないため、この地道な作業しか止める方法がありません。

恐怖!空き巣の「マーキング」とは?

空き巣グループは、犯行に及ぶ前に必ず下見をします。 その際、ターゲットにした家の表札やポスト、ガスメーターなどに、仲間内だけで通じる暗号(マーキング)を残すことがあります。

「WS」:Woman・Single(女性一人暮らし)

「空」:空き家

「ル」:留守がち

「8-20」:8時から20時までいない

もし、実家のポストや玄関付近に、身に覚えのない数字や記号、シールが貼られていたら要注意です。すぐに消去し、防犯対策を強化する必要があります。

もう、ポストの心配をしたくないなら

「毎月ポストを掃除しに行くのは限界」 「重要な書類を見落としそうで怖い」 そう感じたら、それは物件の「手放し時」かもしれません。

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