空き家管理サービスを利用すべき? 費用対効果と、自分で管理する場合のチェックリスト
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空き家管理サービスの主なプランと費用相場
管理サービスは、大きく分けて「屋外のみ(簡易巡回)」と「屋内含む(しっかり管理)」の2パターンがあります。
① 屋外巡回プラン(月額 5,000円〜10,000円前後)
内容: 建物の目視点検(外壁のヒビ割れチェック)、庭の簡易清掃、郵便受けの確認、看板設置など。鍵は預かりません。
メリット: 安価で「防犯アピール」ができる。
デメリット: 家の中の通風・換気ができないため、室内のカビや老朽化は防げない。
② 屋内・屋外総合プラン(月額 10,000円〜20,000円前後)
内容: 全室の窓開け換気(60分程度)、通水(すべての蛇口から水を流す)、雨漏りチェック、簡易清掃、写真付き報告書の作成。
メリット: 建物の寿命を延ばせる。異変にすぐ気づける。
デメリット: 年間12万円〜24万円の固定費がかかる。
さらに、オプションとして「庭木の剪定(年間数万円〜)」「害虫駆除」「台風後の緊急点検」などが加算される仕組みが一般的です。 「月額5,000円なら安い」と思って契約しても、草刈りなどのオプションを含めると、結局年間20万円以上かかってしまうケースも珍しくありません。
「自分で管理」する場合の必須チェックリスト
もし、費用を節約するためにご自身で管理を行う場合は、単に「行って帰ってくる」だけでなく、プロと同じ視点で以下の項目をチェックする必要があります。
【空き家巡回 自主管理チェックシート】
□ 玄関・勝手口: 鍵の開閉はスムーズか? 郵便受けは溢れていないか?
□ 通風・換気: すべての窓、押し入れ、収納の扉を開けて60分以上風を通したか?
□ 通水: キッチン、風呂、洗面、トイレの水を1分以上流したか?(排水トラップの封水切れ防止)
□ 雨漏り確認: 天井や壁に新しいシミができていないか? 畳が湿っていないか?
□ 外壁・基礎: クラック(ひび割れ)が大きくなっていないか? コーキングが切れていないか?
□ 庭・外構: 雑草が隣地に越境していないか? 蜂の巣ができていないか? ゴミが投げ込まれていないか?
これを毎回、写真に残して記録しておくことが、将来売却する際の「管理状況の証明」にもなります。

「管理費」と「資産価値」のバランスを考える
ここで冷静に考えていただきたいのが、「年間20万円の管理費を払い続ける意味があるのか?」という点です。
もし、その家が「将来、息子が住む予定がある」「3年後に高値で売れる見込みがある」なら、維持費は必要な投資です。 しかし、「使い道はないけど、なんとなく残している」状態なら、10年で200万円、固定資産税も含めれば300万円以上のお金を、ただ空き家に吸い取られることになります。 しかも、どんなに管理しても、築年数が経てば建物の価値(評価額)は下がっていきます。

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