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2025年12月17日 不動産の基礎知識

レインズ(REINS)とは? 不動産業界の仕組みと、一般のお客様へのメリット

不動産の売却を依頼する際、「レインズに登録しますか?」と聞かれたり、契約書に「レインズへの登録義務」という言葉を見かけたりすることがあると思います。 この「レインズ(REINS)」とは、Real Estate Information Network Systemの略で、国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構が運営する「不動産会社専用の物件情報共有システム」のことです。 「プロ専用のシステムなら、私達には関係ないのでは?」と思うかもしれませんが、実は家を「高く・早く」売るためには、このレインズが非常に重要な役割を果たしています。

レインズの仕組み

レインズは、例えるなら「不動産会社しか見られない巨大なスーモやホームズ」のようなものです。

あなたがA社に家の売却を依頼し、A社がその情報をレインズに登録したとします。 すると、翌日には全国の不動産会社(B社、C社、D社…)がその情報を見られるようになります。 これにより、B社に来店したお客様に対しても、あなたの家の情報が紹介されるようになり、早期売却のチャンスが劇的に広がるのです。

「囲い込み」を防ぐための証明書

レインズには、消費者を守るための重要な機能があります。それが「囲い込み」の防止です。

悪い不動産会社は、売却依頼を受けた物件をレインズに登録せず(または登録しても他社に紹介せず)、自社だけで買い手を見つけようとすることがあります。これを「囲い込み」と言い、売主様にとっては「売れるチャンスが減る」という大きなデメリットになります。

これを防ぐため、専任媒介契約などを結んだ場合、不動産会社は「登録証明書」を売主様に渡さなければならないルールになっています。これを受け取ることで、「ちゃんと広く情報を公開してくれているな」と確認できるわけです。

買取の場合はレインズ不要?

ここまで「仲介」の話をしてきましたが、私たちFUSIONが行う「買取」の場合は、事情が少し異なります。

買取は、FUSIONが直接買主となるため、「広く買い手を探す」必要がありません。 そのため、レインズへの登録は不要です。 これには、「近所の人に売りに出していることを知られずに済む」「情報が拡散されないのでプライバシーが守れる」という、買取ならではのメリットがあります。

「広く知らしめて高く売りたい」なら仲介(レインズ登録必須)。 「誰にも知られずにサッと売りたい」なら買取。 ご自身の希望に合わせて、最適な売却方法を選びましょう。

【無料相談】不動産の「困った」を、
株式会社FUSIONが解決します

「専門用語が多くてよくわからない」「自分の土地や家はどういう状況なのか知りたい」 不動産のお悩みは、一人で抱え込まずにプロにご相談ください。
株式会社FUSIONでは、他社で断られた物件や、複雑な事情のある物件でも親身になって対応いたします。

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